結局のところ、これは都市伝説で根拠のない噂であると言われています。白髪が増えてしまう原因を紹介したのでわかるかもしれませんが、白髪を抜いてもメラニン色素を作る作用には影響が出ないからです。それではなぜこんな噂が広く信じられているのかについても見ていきましょう。
白髪は抜いた分だけまた生える
白髪を抜いたとき、同じ部分からまた白髪が生えてきます。同時に抜いた分だけ同時に生えてくるので、たとえ抜いた本数と同じだけの髪の毛が生えてきたとしても、一気に白髪が増えてしまったように錯覚してしまうのが噂の理由かもしれません。
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白髪を見つけてしまうと白髪が気になってしまう
一度白髪を見つけてしまうと気になってしまって、他にも生えているのではないかと鏡の前で探してしまう人も多いですよね。白髪について敏感になることで白髪が一気に増えてしまったと思ってしまうのかもしれません。
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白髪を抜いてはいけないのは本当
噂が間違いであっても、白髪を抜かないほうが良いのは本当です。白髪を抜くのが良くない本当の理由をまとめました。
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毛根がダメージを受ける
白髪を繰り返し抜くことで髪の毛を作り出す毛母細胞がダメージを受けてしまいます。こうすると健康な髪の毛が作られなくなってしまうので、髪の毛が生えなくなって薄毛になってしまう可能性があるのです。
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頭皮がダメージを受ける
白髪を抜くときには頭皮が引っ張られてしまいます。これによって頭皮が傷つくと、その傷口から菌が入ってしまうことがあり、これがかゆみやブツブツなどの毛嚢炎という炎症の原因になることもあります。