糖質+食物繊維=炭水化物
via www.pakutaso.com
今回ご紹介したいのは、糖質制限についてです。2017年8月29日に「ランセット」のオンライン版へ掲載された論文
”世界18カ国の脂肪及び炭水化物摂取と心臓血管疾患及び脂肪との関連性”将来のコホート研究というもの。
”世界18カ国の脂肪及び炭水化物摂取と心臓血管疾患及び脂肪との関連性”将来のコホート研究というもの。
高炭水化物摂取量は全死亡率の高いリスクと関連していたが、総脂肪および個々の脂肪のタイプは総死亡率の低下に関連していた。総脂肪および脂肪のタイプは、心血管疾患、心筋梗塞、または心臓血管疾患の死亡率に関連していなかったが、飽和脂肪は、脳卒中と逆相関していた。これらの知見に照らして、世界の食生活ガイドラインを再検討すべきである。
要約すると、炭水化物を摂りすぎると死亡リスクが高まるという論文なのです。炭水化物は糖質+食物繊維。これは糖質を摂りすぎることで、死亡リスクも高まるということ。
そして、中でも注目したいのが、脂質の摂取量についてです。
炭水化物に対して脂質は、摂取量が多いほど死亡リスクが低下するとのこと。中でも、飽和脂肪酸(※1)の摂取量が多いほど、脳卒中のリスクが低くなるそうです。
そして、中でも注目したいのが、脂質の摂取量についてです。
炭水化物に対して脂質は、摂取量が多いほど死亡リスクが低下するとのこと。中でも、飽和脂肪酸(※1)の摂取量が多いほど、脳卒中のリスクが低くなるそうです。
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※1飽和脂肪酸とは?
飽和脂肪酸は、油の一種で動物性の油です。炭素+水素+酵素の3つの分子が結合してできているそうです。炭素分子同士が連結し、その間に水素分子が手をつなぐように並びくっついている状態となります。
飽和というのは、水素がもれることなく結合している状態のため名付けられたとのこと。不飽和というのは水素結合がない部分がおきて、間に穴が開いたようなイメージのことを言います。
飽和脂肪酸が与える人体への影響は、エネルギーの原料となり、中性脂肪として貯蔵されたり、分解されエネルギー源として使われます。
飽和というのは、水素がもれることなく結合している状態のため名付けられたとのこと。不飽和というのは水素結合がない部分がおきて、間に穴が開いたようなイメージのことを言います。
飽和脂肪酸が与える人体への影響は、エネルギーの原料となり、中性脂肪として貯蔵されたり、分解されエネルギー源として使われます。
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「炭水化物の摂取量が60.8%以上の群では、死亡率が上昇する」という研究結果
今回の研究結果により出ている、炭水化物6割以上は避けること!
しかしながら、日本の医療現場を含め、指導されているカロリー制限食では、6割くらいの糖質量となってます。この状態では、当然糖尿病の増加、生死に関わる健康のリスクがどんどん増えてしまう状態になりますね。普段から、ごはんやパンなどの炭水化物をメインに食事している方も多いと思います。この食べ方は、日本人にとっては当たり前といっても良い食べ方なのでしょう。もちろん、そうでない方もいると思いますが。定番となっている、お昼の定食、朝の朝食、ここだけでも当然出てくる白いご飯。これが日本の食に対して起きる糖質6割ごえの理由なのかもしれません。今回の研究結果により、正しい糖質制限食のセレクトをしっかりと見直しすること。また、ダイエットや美容方法についても、見直しをおすすめします。
しかしながら、日本の医療現場を含め、指導されているカロリー制限食では、6割くらいの糖質量となってます。この状態では、当然糖尿病の増加、生死に関わる健康のリスクがどんどん増えてしまう状態になりますね。普段から、ごはんやパンなどの炭水化物をメインに食事している方も多いと思います。この食べ方は、日本人にとっては当たり前といっても良い食べ方なのでしょう。もちろん、そうでない方もいると思いますが。定番となっている、お昼の定食、朝の朝食、ここだけでも当然出てくる白いご飯。これが日本の食に対して起きる糖質6割ごえの理由なのかもしれません。今回の研究結果により、正しい糖質制限食のセレクトをしっかりと見直しすること。また、ダイエットや美容方法についても、見直しをおすすめします。
脂質の摂取量が多いほど全死亡リスクが低い
執筆している私自身もそうでしたが、トレーニングジムにいって言われました。
「あなたは、脂質を控えた食事にしましょう。」
栄養士の資格のある方ですが・・・
これも最近の研究により明らかになったことの一つですが
食事でコレステロールをたくさん摂ったからといって、血中のコレステロールが増えるわけではない。ということ。
アメリカでは2015年2月に栄養療法の方針が改訂されて、食事のコレステロールについては気にしなくて良いということに変わりました。
同様に、日本でも厚生労働省発の2015年版「日本人の食事摂取基準」でコレステロールの摂取基準は撤廃されています。それでも、日本では言われるのです。脂肪を減らしましょう!と。やはりまだまだ認識が足りないのか、誤った指導が堂々とされています。
「あなたは、脂質を控えた食事にしましょう。」
栄養士の資格のある方ですが・・・
これも最近の研究により明らかになったことの一つですが
食事でコレステロールをたくさん摂ったからといって、血中のコレステロールが増えるわけではない。ということ。
アメリカでは2015年2月に栄養療法の方針が改訂されて、食事のコレステロールについては気にしなくて良いということに変わりました。
同様に、日本でも厚生労働省発の2015年版「日本人の食事摂取基準」でコレステロールの摂取基準は撤廃されています。それでも、日本では言われるのです。脂肪を減らしましょう!と。やはりまだまだ認識が足りないのか、誤った指導が堂々とされています。