スキニマリズムとは
ちょっと聞きなれない単語のスキニマリズムですが、2021年の美容トレンドとして注目されています。スキンとミニマリズムを組み合わせたような単語で、その通り、ミニマリズムのスキンケアバージョンのようなものとされています。具体的にどんなことがスキニマリズムとして考えられているのか、ご紹介します。
何事も最小限に
今までのスキンケアやメイクアップはいくつものアイテムを何ステップにも分けて顔になじませていくものが主流でした。洗顔をしたら、ブースターやオイル、化粧水、乳液、美容液、クリームなどなど、スキンケアアイテムをいくつも持っている人も多いのではないでしょうか。このステップを、オールインワンのスキンケアで終わらせてしまったり、最低限必要なものだけに絞るというのが、このトレンドの大きな特徴の一つです。
また、メイクも最小限に。これについては次の項目で詳しくお伝えします。
包み隠さず素肌を見せるメイクアップ
スキニマリズムのメイクでは、お肌の赤みやシミ、そばかすなどをファンデーションで隠すようなことをしません。完璧ではない素肌の素晴らしさを実感できるメイクの方法です。人によってはファンデーションを薄く伸ばしたり、日焼け止めだけにする人、本当に気になるところだけコンシーラー、それ以外はスキンケアのみというパターンもあるようです。
どうしてスキニマリズムが注目されているの?
スキニマリズムが注目されるようになったのは、昨年からのコロナウイルスの影響で、マスクの着用が増えたり、おうち時間が増えたことがきっかけとされています。マスクをしていると、摩擦が起きてしまうので、それだけでお肌トラブルの原因になってしまったり、メイクとマスクの相性が合わなくて、お化粧を薄くするor全くしないという人も出てきました。
また、家で過ごす時間が増えることにより、そもそもメイクをしないという人が増えましたし、SNSやウェブ会議などで、すっぴんやすっぴんに近い状態を他人に見せることも増えました。
コロナの前から、海外セレブを中心に、ニキビやそばかす、シミなどお肌のアラとも言えるものをSNSなどでシェアすることで、素肌の素晴らしさを訴えるようなトレンドもありまいた。この流れもあったのでスキニマリズムは自然と広がっていっているような気がします。