発色が良くてカラーバリエーションも豊富だなんて、メイクするのが楽しくなりますね。オーストラリアでは舞台メイクにも使用されているというのも納得です。
だけど、安心なのかしら?
COSMOS ORGANIC 認証
自然由来成分のみ使用
ナノサイズ原料不使用
タルク不使用
シルクパウダー不使用
動物実験反対
認証を受けているって安心ですよね。植物由来成分からできているのも安心。でも、なぜ、ナノサイズ原料やタルク原料を使用しないことにこだわるのかしら?
ナノ材料は一般的に、直径が100ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の物質をいう。工業製品や化粧品、食品、医薬品などに使われている。炭素原子が筒状につながったカーボンナノチューブは、半導体や燃料電池などに、二酸化チタンやシリカは日焼け止めやファンデーションなどに使われている。
一方で近年、動物実験ではナノ材料の安全性を疑わせる結果が相次いでいる。
国立医薬品食品衛生研究所などは2008年、カーボンナノチューブを腹に注射したマウス16匹のうち14匹が、がんの一種の中皮腫になったと発表した。アスベストと形が似ていることが影響すると指摘された
化粧品作りには欠かせない、しかも天然成分と言えそうなタルク。では、どうして今「タルクフリー」がもてはやされているのでしょうか。
実は、タルクの中に「アスベスト」が含まれている前例があったのです。アスベストと言えば、大量に吸い込むことで肺ガンなどの病気を引き起こす鉱物、別名石綿ですね。
そんな成分がファンデーションやフェイスパウダーなど、直接肌につけたり、パフでぱたぱたとはたくようなものに入っているのかと思うと、避けたくなるのは無理もありません…。
現在はアスベストの入ったタルクの製造は、法律で禁止されているみたいですけどね。
使うものだけでなく使わない物にもこだわりを持って作られた製品の数々、一度は使ってみたいですね。
使うものだけでなく使わない物にもこだわりを持って作られた製品の数々、一度は使ってみたいですね。