リップアイテムの成分表示って、チェックしています?
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リップカラーや、アイシャドウの美しい色は顔色を明るく、美しく演出します。
しかしその美しい色のほとんどは、石油から生み出された合成のタール色素だということはご存知でしょうか。
タール色素は“青色2号”や“赤色202号”など、色+番号で表記されます。
口紅やリップグロスにも、多くの商品にこのタール色素の表示がありますね。
タール色素には発がん性や奇形を引き起こす疑いのあるものが多くあると言われています。
また、敏感肌の方のなかには口紅をつけた途端ヒリヒリしたり、常に唇荒れに悩まされることもあります。
唇が荒れる原因は、タール系色素だったのですね。女性が一生に体内に取り込んでしまう口紅は平均20~30本らしいのでタール系色素が入っていない物を選びたいですね。
タール色素の多くは、発ガン性や変異原性が報告されてきました。しかも口紅には、色素の分散をよくするための合成界面活性剤や染料の溶解剤がまぜられています。合成界面活性剤が含まれていると、より体に吸収されやすく、毒性は強くなると考えるべきでしょう。
2008年、イギリスの食品基準庁(FSA)は、赤色40号と赤色102号、黄色4号、黄色5号、そして日本では食用タール色素として認定されていないカルモイシンとキノリンイエローを含む6種類のタール色素が注意欠陥障害の原因になる恐れがあると発表し、食品メーカー等に自主規制を行うように勧告しました。
赤ちゃんは体が小さいので体内に入った危険物質の影響が大きくなります。おまけに動き出した赤ちゃんは何でも口に入れたがるものです。間違って食べちゃったら大変!例え赤ちゃんが使わない化粧品であっても、赤ちゃんの周りには化学合成物質を使わないコスメを置きたいですね。
オーガニック原料のリップアイテムがいい!
バーツビーズはアメリカ東海岸生まれのナチュラルトータルケアブランド。ハチミツ職人の創立者がこだわりを持って選んだ天然由来成分:ミツロウ、スイートアーモンドオイルなどを配合したリップバームは、さっとひと塗りでほんのり色づくうるおいリップだそうですよ。
アメリカで今一番注目を集める街、オレゴン州ポートランドで生まれたブランドのalima PURE(アリマピュア)。ナチュラルカラーリップのそれぞれの名前も「ハニー」や「パプリカ」「ブラックベリー」など植物の名前を使っていて個性的!
以前はケミカルカラーを使用して製品を開発していたブランドでしたが、2009年に約6年の歳月をかけてオーガニックの植物成分でメイクをつくるZuii ORGANICが誕生。ナチュラルなのにプロ仕様。オーストラリアでは舞台メイクにも使われているんですって。