株式会社 アルファースリー代表取締役/一般社団法人日本スパ協会 理事長「上原末子」さん
プロフィール
株式会社アルファースリーの代表取締役であり、一般社団法人日本スパ協会の理事長。足裏マッサージの先駆者として、25年ほど前から活動し始め、現在は新たしいタッチヒーリングを開拓し、イマージュ式を広めている。女性事業家としての活躍は目覚ましく、今後の展開に期待したい一人である。
スパから生まれたアンチエイジング・スキンケア化粧品「SUE」
アルファースリー公式サイト。アンチエイジング専門の化粧品から、スパ・マッサージ、リラクゼーション、フェイシャルケア、足つぼなど、「人は人でしか癒せない」を実践する企業です。
株式会社アルファースリー社長 上原末子オフィシャルブログ
上原末子さんのブログ「株式会社アルファースリー社長 上原末子オフィシャルブログ」です。最新記事は「フィリピン視察」です。
海外で体験した足つぼマッサージが転機に。
ーー社長がこの仕事を始めたきっかけは?
私は以前、会社を好きにさせるための”メンタルトレーニング”を10年以上やっていました。その当時は、ビジネスモデルに納得していない自分もいまして。そんな時にちょうど台湾で、病気になり熱がでて下がらなくなりまして。そのまま病院へ行ったんですね。そうしたら、病院のとなりに足つぼあるからとお医者様から言われました。「隣で足を揉まれてきたらすぐに治るから!」とただそれだけを脈診だけで言われてしまい、あっけらかんとしながら言われるがまま移動しました。水をいっぱい飲んで、足を揉まれた所、数十分でお腹がゴロゴロしてきて(笑)!あっという間に熱も下がりました。そこは年配の男性たちが足を揉んでいるサロンだったのですが。その足を揉まれているときは、また揉まれたいなんて、正直思わなかったんです。でも、ただの脈診だけで足を揉まれに行き、1時間くらいで治ってしまいました。それがきっかけとなり、日本に帰ってきてすぐに足つぼを勉強し始めました。そして、それを年配の男性たちが足を揉むのではなく、女性が足を揉んだらどうかと考えました。革靴を履いているサラリーマンのたちをターゲットとして、毎日疲れている男性たちが、日々の疲れを取りに仕事帰りにささっと寄って帰れる。そんなお店を目指して始めましたね。
私は以前、会社を好きにさせるための”メンタルトレーニング”を10年以上やっていました。その当時は、ビジネスモデルに納得していない自分もいまして。そんな時にちょうど台湾で、病気になり熱がでて下がらなくなりまして。そのまま病院へ行ったんですね。そうしたら、病院のとなりに足つぼあるからとお医者様から言われました。「隣で足を揉まれてきたらすぐに治るから!」とただそれだけを脈診だけで言われてしまい、あっけらかんとしながら言われるがまま移動しました。水をいっぱい飲んで、足を揉まれた所、数十分でお腹がゴロゴロしてきて(笑)!あっという間に熱も下がりました。そこは年配の男性たちが足を揉んでいるサロンだったのですが。その足を揉まれているときは、また揉まれたいなんて、正直思わなかったんです。でも、ただの脈診だけで足を揉まれに行き、1時間くらいで治ってしまいました。それがきっかけとなり、日本に帰ってきてすぐに足つぼを勉強し始めました。そして、それを年配の男性たちが足を揉むのではなく、女性が足を揉んだらどうかと考えました。革靴を履いているサラリーマンのたちをターゲットとして、毎日疲れている男性たちが、日々の疲れを取りに仕事帰りにささっと寄って帰れる。そんなお店を目指して始めましたね。
ーーアルファースリーのお客様はどのような方が多いのでしょうか?
弊社のお客様は男性40パーセント、女性60パーセント。年齢的にはメインは40代の方が多く、主婦の方もいるけれど、ほとんどの方が仕事をしているという方が多いです。本来スパでお客様が求めることは、自分を癒すのではなく、満たすことが目的になります。「気持ちよかった~!癒された~!」と言ってもらうと、とても嬉しいですし、私たちも満たされることになります。
だからこそ、常にお客様が満たされるビジネスであることを優先しています。
弊社は、セラピスト自体が“お客様の満たされたいという希望を汲み取れる人間”でなければならない。弊社では、求めることを満たすことのできるスタッフを、スパセラピストと呼んでいます。技術だけでなく、スパセラピストはおもてなし論も勉強します。
弊社のお客様は男性40パーセント、女性60パーセント。年齢的にはメインは40代の方が多く、主婦の方もいるけれど、ほとんどの方が仕事をしているという方が多いです。本来スパでお客様が求めることは、自分を癒すのではなく、満たすことが目的になります。「気持ちよかった~!癒された~!」と言ってもらうと、とても嬉しいですし、私たちも満たされることになります。
だからこそ、常にお客様が満たされるビジネスであることを優先しています。
弊社は、セラピスト自体が“お客様の満たされたいという希望を汲み取れる人間”でなければならない。弊社では、求めることを満たすことのできるスタッフを、スパセラピストと呼んでいます。技術だけでなく、スパセラピストはおもてなし論も勉強します。
ーーそもそもスパとは?
スパは、18歳以上の健康な男女をターゲットとしていて、温泉、シャワー、プール、ハイドロセラピーなども含めて、水を使うものをスパというのが国際定義となっています。そ
それからスパにもいろいろあるのですが、1日ですぐに帰るというデイスパがあったり、ディスティネーションスパといって何日も滞在して過ごすスパもあります。衣食住から改善していくカウンセリング室という空間があったり、瞑想する時間があったり、心を静かにして自分と対峙させるそんな時間をとったりと。そんなこともスパの一つとされています。
海外に行くと、このような教育が必ずあります。しかし、日本ではまだまだ苦手意識が多いのか、取り入れているところが少ない状態です。
スパは、18歳以上の健康な男女をターゲットとしていて、温泉、シャワー、プール、ハイドロセラピーなども含めて、水を使うものをスパというのが国際定義となっています。そ
それからスパにもいろいろあるのですが、1日ですぐに帰るというデイスパがあったり、ディスティネーションスパといって何日も滞在して過ごすスパもあります。衣食住から改善していくカウンセリング室という空間があったり、瞑想する時間があったり、心を静かにして自分と対峙させるそんな時間をとったりと。そんなこともスパの一つとされています。
海外に行くと、このような教育が必ずあります。しかし、日本ではまだまだ苦手意識が多いのか、取り入れているところが少ない状態です。
ーーなぜ18歳以上なのでしょうか?
例えば、日常に起きるような状況がたくさんあったら、せっかくゆっくり過ごそうとしても、現実に戻されてしまいますよね。ですから、スパは社交の場であるということが定義なんですね。そのため、海外では18歳以上の成人という見なされ方をしているようです。
ーー日本のスパのあり方について、どう考えますか?
日本人はスパの利用の仕方がちょっと苦手なのかもしれません。本来スパの入り方は、時間に施術し、終わったら帰る、というスパの流れではないのです。例えば世界のスパだと、1時に予約していた場合、そこで12時にランチの予約ができるのかを聞きます。もし食べてから施術できない場合は、その後にそこで食べることができるのかを聞いてきます。海外では、スパに何時間でもいて良いし、そこで満たされるまで過ごしていけばよいという「満足いくまで居てください!」という考えが世界水準です。海外では寛ぐときはとことん寛ぐ!が当たり前なところもありますからね。日本人もそのあたりは、スパをしっかりと利用してほしいなと思います。急ぎ足できて、急ぎ足で帰るのではなく、しっかりと寛いで帰ること。それはもちろん、店内のスタッフも同じですね。急かして次のお客様を入れるようなそんな空気ばかりでは、お客様も満たされなくなってしまう。もっとゆったりと過ごせる空間作りが必要なところもあるのでしょう。先ほども出ましたが、現在日本では、スパというのは、ほとんどの方がエステや温泉なども含めてスパという言葉でくくられている部分もあるのです。でも、海外だと瞑想ルームがあるのも当たり前だったりする。日本はまだまだ時間のゆとりなど、時間を急かさないという教育は追いついてないですね。
例えば、日常に起きるような状況がたくさんあったら、せっかくゆっくり過ごそうとしても、現実に戻されてしまいますよね。ですから、スパは社交の場であるということが定義なんですね。そのため、海外では18歳以上の成人という見なされ方をしているようです。
ーー日本のスパのあり方について、どう考えますか?
日本人はスパの利用の仕方がちょっと苦手なのかもしれません。本来スパの入り方は、時間に施術し、終わったら帰る、というスパの流れではないのです。例えば世界のスパだと、1時に予約していた場合、そこで12時にランチの予約ができるのかを聞きます。もし食べてから施術できない場合は、その後にそこで食べることができるのかを聞いてきます。海外では、スパに何時間でもいて良いし、そこで満たされるまで過ごしていけばよいという「満足いくまで居てください!」という考えが世界水準です。海外では寛ぐときはとことん寛ぐ!が当たり前なところもありますからね。日本人もそのあたりは、スパをしっかりと利用してほしいなと思います。急ぎ足できて、急ぎ足で帰るのではなく、しっかりと寛いで帰ること。それはもちろん、店内のスタッフも同じですね。急かして次のお客様を入れるようなそんな空気ばかりでは、お客様も満たされなくなってしまう。もっとゆったりと過ごせる空間作りが必要なところもあるのでしょう。先ほども出ましたが、現在日本では、スパというのは、ほとんどの方がエステや温泉なども含めてスパという言葉でくくられている部分もあるのです。でも、海外だと瞑想ルームがあるのも当たり前だったりする。日本はまだまだ時間のゆとりなど、時間を急かさないという教育は追いついてないですね。
ーー今後のアルファースリーとしての展開は?
人材不足が否めない状況で、時給をどんなに高くしても人が来ないという状況なのですが。アルファースリーとしては今後海外への出店も考えています。私たちの考えとしては、海外へ出店することにより日本人のノウハウ、おもてなし論なども含めてビジネス展開していきたいと考えています。スクールも作り、日本流のスパセラピストを育てたいと考えます。
ーースパ協会はこれからどのような展開をされるのでしょうか?
経済的に健全なスパというのは、経済的にも儲からないスパと儲かるスパがあるんです。きちんとした普及活動をして、それを理解した上でスパ事業を経営してくださいというのも私たちスパ協会の仕事だと思っています。そしてもう一つが、現在いるコンサルたちの仕事を増やすこと。そして、もう一つは、人材育成。日本の商品を海外へ向けてどう展開できるのかを考えています。
ーー最後に、これを読んでいる方々へメッセージをお願い致します。
弊社は、親衛隊みたいな、そんな家族のようなお客様が長年たくさんいらっしゃってくれているので、その方々の体のことだけでなく、ライフスタイルを含めたファミリーとしてのおつきあいができるよう今後も頑張っていきたいと思います。一度足を運んでいただけたら本当のスパ体験ができるのではないかと思いますし、生活のリズムも変わっていくことを感じてもらえると思います。また、弊社のスパセラピストは長い方だと20年くらい働いてくださっています。本当に会社に愛をもってくださっている方々に支えられていると私自身感じております。これからAIの時代になるとはいえ、AIに「あなたはまだできるよ!頑張れ!」なんて言われても…やはりそれはまた違うものですよね。「人は人でしか癒せない」ものだと思うので。
人材不足が否めない状況で、時給をどんなに高くしても人が来ないという状況なのですが。アルファースリーとしては今後海外への出店も考えています。私たちの考えとしては、海外へ出店することにより日本人のノウハウ、おもてなし論なども含めてビジネス展開していきたいと考えています。スクールも作り、日本流のスパセラピストを育てたいと考えます。
ーースパ協会はこれからどのような展開をされるのでしょうか?
経済的に健全なスパというのは、経済的にも儲からないスパと儲かるスパがあるんです。きちんとした普及活動をして、それを理解した上でスパ事業を経営してくださいというのも私たちスパ協会の仕事だと思っています。そしてもう一つが、現在いるコンサルたちの仕事を増やすこと。そして、もう一つは、人材育成。日本の商品を海外へ向けてどう展開できるのかを考えています。
ーー最後に、これを読んでいる方々へメッセージをお願い致します。
弊社は、親衛隊みたいな、そんな家族のようなお客様が長年たくさんいらっしゃってくれているので、その方々の体のことだけでなく、ライフスタイルを含めたファミリーとしてのおつきあいができるよう今後も頑張っていきたいと思います。一度足を運んでいただけたら本当のスパ体験ができるのではないかと思いますし、生活のリズムも変わっていくことを感じてもらえると思います。また、弊社のスパセラピストは長い方だと20年くらい働いてくださっています。本当に会社に愛をもってくださっている方々に支えられていると私自身感じております。これからAIの時代になるとはいえ、AIに「あなたはまだできるよ!頑張れ!」なんて言われても…やはりそれはまた違うものですよね。「人は人でしか癒せない」ものだと思うので。
スパ・イマージュ 中目黒本店
via www.imagejp.com