手指やよく触れるものの消毒、何を使っていますか?
新型コロナウイルス感染症対策で、日々の消毒が欠かせなくなっています。外出時も、お店や建物に入るときに、手指の消毒を行うのが当たり前になりました。様々なところで見かける消毒スプレーですが、大きく分けて2種類あるのをご存じですか?今回はその違いや、それぞれの良いところ、良くないところを見ていきたいと思います。
消毒スプレーは大きく分けて2種類
消毒スプレーにはアルコールの効果を利用したアルコール系と次亜塩素酸水を使った物があります。この2つは効果や使い勝手に様々な違いがあるので、うまく使い分けるのがいいとされています。
アルコール
消毒と言えばアルコールというイメージが強いかもしれません。アルコールの濃度が70~80%の物を消毒用スプレーとして使うことが多いそうです。特定の菌(芽胞菌と呼ばれるもの)以外はすべてに消毒効果を持っていると言われています。
次亜塩素酸水
次亜塩素酸は消毒としてあまり知られていないかもしれませんが、特定の菌に関してはアルコール消毒液よりも効果が高いとされています。
それぞれの良いところと良くないところ
それぞれで効果を発揮する菌の種類に違いがあることは分かりましたが、他にはどんな違いがあるのでしょうか。
人体への安全性
アルコールの消毒液は肌荒れを起こしやすいと言われていますが、次亜塩素酸は菌などの汚れに触れることで水に戻るため、手指にはやさしいとされています。