2017年11月15日 更新

髪を染めるためのヘアカラーやヘアマニキュア、ヘアマスカラ、白髪染めの違いは?状況に合わせて使い分けたい髪染めの種類

髪の毛を染めるというと、ヘアカラーやヘアマニキュア、白髪染めなど様々な種類がありますよね。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知っていますか?欲しい仕上がりや状況に応じて使い分けるために髪染めの種類についてまとめました。

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染毛料の主な成分にはHC染料、塩基性染料、酸性染料があります。

HC染料はプラスイオンもマイナスイオンも持たないとても小さい染料で、キューティクルの開いていない髪の表面にも浸透していきます。その分、色落ちもしやすくなってしまうのが難点です。

塩基性染料はプラスイオンを持つ染料で、毛髪表面のマイナスイオンに付着します。トリートメント成分と相性がよく、髪の毛に色はついても皮膚は染にくいという特徴があります。

酸性染料はマイナスイオンを持っており、毛髪表面のプラスイオンにくっついて色を染めます。塩基性のものよりも少量で染まるというのがメリットですが、トリートメントとの相性が悪く、皮膚を染めやすいというのがデメリットです。

髪を染める仕組み

カラートリートメントにはHC染料と塩基性染料が含まれており、HC染料が表面内部を、塩基性染料が髪の表面のマイナスイオンにくっついて色をつけます。

カラーシャンプーは塩基性染料と酸性染料がふくまれることが多いですが、トリートメントとの相性の良さから塩基性染料を使ったものが多くなっています。

ヘアマニキュアやポイントカラーと呼ばれる部分染めには酸性染料を用いたものがほとんどです。
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メリット

染毛料を使って髪の毛を染めるのは染毛剤よりも髪の毛や頭皮へのダメージが比較的低くなるのが特徴です。カラートリートメントなどは毎日使うこともできます。また、染まり具合は徐々に目にみえてくるので、白髪染めなどで急な変化を見せたくないときなどにもおすすめです。また、毎日使えるものなので、新しく伸びてきた髪の毛だけが黒く目立つということがないので、いわゆるプリンのような状態にはなりません。
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デメリット

染毛料は徐々に色を変えていくので、即効性は期待できません。また、シャンプーをするたびに色落ちするので、ケアを続けなければ2~3週間でもとの髪色に戻ります。色自体も脱色を行わずに染めていくので、もともとの髪色にほんのり色がつくくらいの仕上がりになります。
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最後に

髪の毛を染めると言っても様々な方法があることがわかりました。これからは、髪や頭皮への負担、仕上がりを考えて、自分にあった方法で髪の毛を染めてみましょう。
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