耳かきには種類が色々!
耳かきといえば竹でできた細長くて小さいスプーンのようなものが定番ですよね。ですが、耳かきにはいろんな素材でできたものもありますし、先端の形もスプーンのような形のものだけではないんです。どんな耳垢の人にはどんな耳かきが合っているのかを知って、自分にあう耳かきを探したいですね。
耳かきの素材の違い
耳かきの素材には竹を始めとした木製、ステンレスなどの金属製、プラスチック製、シリコン製があります。素材によって硬さや加工のしやすさが違うので、同じ形の耳かきだったとしても、耳垢の取れ具合や気持ちよさが変わってきます。まずは異なる素材ごとの耳かきの特長を見ていきましょう。
竹
耳かきといえば竹でできたものが多いイメージがありますよね。実際には、竹以外の木材でできていることもありますが、しなりがある竹が加工もしやすく、いちばん耳かきには向いているようです。使い慣れているという人も多いかと思いますが、竹も耳に当たるとやはり硬いので、力を入れすぎてしまうと耳を傷つけることも。また、強い力や長時間の使用で折れてしまうこともあるので注意しましょう。
ステンレス
ステンレスなどの金属でできた耳かきもあります。ステンレスは特にお手入れも簡単で、丸洗いができるので衛生的。加工もしやすくて様々な形の耳かきがあります。金属は耳に当たっときにヒヤッと冷たいので、そこは好き嫌いが別れるかもしれません。また、金属も硬いので耳掃除のときは力を入れすぎないように気をつけたいですね。
プラスチック
プラスチック製の耳かきは全体的に柔らかいので、柔らかいタッチの耳掃除が好きな人は良いかもしれませんが、しっかりと汚れをかき出したいという人にはちょっと物足りないかも。また、加工しすぎると強度が落ちてしまうので、先端が太く仕上がっているものが多く、耳が小さい人には不向きですし、耳の奥に汚れを押しこんでしまうおそれもあります。