空気の乾燥する冬場は特にフケが気になって、黒い服を着るのが億劫になってしまう人もいますよね。そこで、フケの原因について知り、対策する方法を見ていきましょう。
まず、フケがどんなものなのか知っておきましょう
頭皮を含め、皮膚は一定周期でターンオーバーを繰り返しています。ターンオーバーで剥がれ落ちた古い角質は普通は目には見えない大きさなのですが、これが様々な刺激が原因でターンオーバーの周期が乱れるとサイズが大きくなってしまいフケとして目に見えるようになります。
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フケには2種類ある
フケには大きく分けて2種類のタイプがあります。タイプごとに原因が異なるので、自分のフケがどちらのタイプなのか見極めることが大切です。
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乾性フケ
乾性フケは頭皮が乾燥することで起こってしまいます。頭皮の皮脂量が少ないのがダメージの原因です。乾性フケの場合は、フケのサイズが小さくサラサラとしたものです。髪に残るよりも、落ちてしまうものなので、黒い洋服の肩の部分などについて目立っているフケは乾性フケであることがほとんどです。
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乾性フケの原因である乾燥は、空気の乾燥だけではなく、加齢によるものやヘアカラーやパーマなどによって頭皮がダメージを受けてしまったとき、頭皮の洗いすぎで皮脂が足りていないときなどにも起こります。
脂性フケ
乾性フケとは反対に、頭皮の皮脂の分泌が多くなってしまうことが原因で起こるのが脂性フケです。この場合のフケは乾性フケよりもサイズが大きくて湿っていることが特徴で、フケが落ちてしまわずに髪の毛にくっついたままであることがほとんどです。
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脂性フケの原因となるのは頭皮の常在菌であるマラセチア菌の異常繁殖であることが多いです。これによって脂肪酸が多く排泄されてしまうので、頭皮のターンオーバーが乱れてしまうのがフケを引き起こしてしまいます。それ以外にも、免疫力の低下や季節の変わり目によって脂性フケになってしまうこともあります。