オーガニックとは
オーガニックとはよく見かける言葉ではありますが、どんな意味があるかを知っていますか?世界中で使われている言葉ですが、共通の定義はなくて、国やオーガニック認定機関ごとにそれぞれの規定があるのです。一般的には、化学合成によってできた農薬や肥料を過去3年以上にわたって使っていない栽培地で取れた遺伝子組み換えではない作物のことを指します。
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日本では農林水産省がオーガニック認定をしており、これによって「有機JASマーク」を得たものだけがオーガニック表記をしても良いと言われています。
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オーガニックシャンプーとは
オーガニックシャンプーには化学合成されてできた洗浄成分や香料、着色料が使われていません。オーガニック栽培の植物由来の無添加シャンプーのことなのです。
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農林水産省の「有機JASマーク」は食品にのみ使われるので、シャンプーなどの化粧品の場合には明確な規定がないのです。なので、オーガニックの成分が少しでも入っていれば、オーガニックシャンプーだと謳って販売しても構わないのが現状です。
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そうなると、極端な例ではたった1%のオーガニック成分と99%の化学成分からできたシャンプーもオーガニックシャンプーというラベルをつけられて出回っている可能性もないことはないのです。
ボタニカルシャンプーとは何が違う?
ボタニカルシャンプーというのも話題のシャンプーで人気がありますよね。オーガニック同様になんだか髪の毛に優しそうなイメージがありますが、オーガニックとボタニカルの違いはどんなことろにあるのでしょうか。
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ボタニカルとは植物由来であることを示すワードで、植物成分を使用しているシャンプーは全てボタニカルシャンプーと言えます。なので、使用されている植物成分がオーガニックのものでない場合も含まれるのです。ボタニカルも明確なルールがないままに使われている単語の一つなので、ボタニカル=人体に優しいということでもないということを知っておきましょう。