ラウリル硫酸Naとはどんなもの?
シャンプーの成分表示を見てみると目にするラウリル硫酸Na。これはシャンプーだけではなく、歯磨き粉などにも使用されている洗浄成分です。化粧品などと深いかかわりのある洗浄成分は界面活性剤と呼ばれています。ラウリル酸Naは、その中でも陰イオン性の界面活性剤です。
via weheartit.com
そもそも界面活性剤は何をするもの?
via weheartit.com
シャンプーなどに含まれる洗浄成分として界面活性剤を紹介しましたが、もっと詳しく説明するとどんなものでしょうか?界面活性剤とは水に馴染みやすい親水性と油に馴染みやすい親油性の両方の性質を持ち合わせています。なので、水と油のといった性質の異なる成分の境界で、これらの成分をなじみやすくさせる働きがあるのです。
ラウリル硫酸Naはどんな効果がある?
ラウリル硫酸Naが洗浄成分としてよく利用されているのは、泡立ちが良いことと安価であることが主な理由です。殺菌力も強く、シャンプーだけではなく、台所用の洗剤などにも使われています。
via weheartit.com
ラウリル酸Naの悪影響は?
ラウリル酸Naはその強い洗浄力から肌荒れなどの肌トラブルの原因になってしまう場合もあります。洗浄成分である界面活性剤はタンパク質の変性作用を含んでいるため、肌への影響が出てしまうのですが、ラウリル酸Naはとくにこの作用が強いと言われています。
via weheartit.com
発がん性の報告は今のところありませんが、経皮毒性についての報告はあります。この毒性についても尿からすべて排出されるため問題はないとの声もあります。
ラウリル硫酸Naに似たラウレス硫酸Naとは?
via weheartit.com