糀は栄養満点、疲労回復に甘酒がいいって知ってた?
ひな祭りには甘酒が付き物ですね。甘酒には酒粕で作った物と、糀で作った物がありますが、ひな祭りに飲むのは糀で作ったものだそうですよ。この甘酒、女性にとってもいいみたい。
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麹菌は自身の代謝の過程でビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなど、肌の代謝にかかわるビタミン類を生成します。
江戸時代の人々はそれを経験則で知っていました。
麹で作った甘酒を夏バテの時に飲んで元気をつけていたんですよ。
今では甘酒は「飲む点滴」と呼ばれています。
ちなみに、「糀」や「麹」の字で書かれる「こうじ」。
漢字の違いは、中国由来の文字か日本で作られた文字の違いだそうですよ。
中国から伝来した漢字「麹」と日本で作られた漢字「糀」。
なんだ、同じものなのですね。
漢字の違いは、中国由来の文字か日本で作られた文字の違いだそうですよ。
中国から伝来した漢字「麹」と日本で作られた漢字「糀」。
なんだ、同じものなのですね。
日本酒など、糀を扱う職人の手が白くて美しいのは、糀菌の中の『糀酸』の効果によるものです。
他にも、糀酸には、過剰なメラニン色素の生成を抑制させる働きがあるため、シミやそばかす、くすみを軽減させる効果も期待できます。
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メラニンはシミの原因となるものですが、普段も排出はされています。
肌の新陳代謝(ターンオーバー)で、古い角質と一緒に排出されることが通常です。
でも、外部の影響で過剰に作られてしまうと、排出しきれず、シミとなって現れます。
ここをもう少し細かく見ていくと、メラニンが作られるまでに、
チロシンというものにチロシナーゼという酵素が結びつく工程があるんです。
ここが結びつくことが少なければ、シミの元が作られることも少ない。
そんな嬉しい効果を叶えてくれるのが、「麹酸」なのです。
糀がこんなに肌にいいのなら、糀で化粧水を作ったらどうかしら?
糀で化粧水を手作り
材料 <300cc化粧水>
・米麹 50g
・お湯(60℃) 400cc
・耐熱の瓶
1.耐熱の瓶や入れ物は、熱湯消毒をして乾燥させておく。
2.冷めた瓶に米麹を入れる。
3.その中に、60℃に冷ましたお湯を入れて蓋をする。
※70℃以上だと菌がダメになるので注意!
4.3時間常温で放置。