脂肪がどのようにして落ちていくのかを知っていますか?
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がむしゃらに運動したり食事制限をすれば勝手に脂肪が落ちていくと思っていませんか?脂肪がどのようにして落ちていくのかを知ることで、もっと効果的にダイエットをしたり体脂肪率を下げることができるかもしれません。
脂肪を燃焼させるとはどういうことか
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脂肪を燃焼させるとよく言いますよね。これがどういう意味だか知っていますか?科学では酸素と結合することで発熱や発火・発光する反応のことを燃焼と言いますが、脂肪の燃焼は体の内側で起こるゆっくりとした酸化反応なんです。
まずは蓄積された脂肪を分解します
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運動などでエネルギーが必要になったり、寒くなって体温を保つためにエネルギーが必要になると、リパーゼという酵素が活発に動き始め脂肪を分解し始めます。このとき脂肪は遊離脂肪酸とグリセロールという2つの物質に分解されます。このときに遊離脂肪酸を消費しないと肝臓でまた脂肪にされてしまいます。
そこで消費が重要
分解された脂肪は使わなければいけません。そこで代表的な例が運動です。運動をすると次のような反応が起こり脂肪が消費されてエネルギーとして使われます。
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運動では、まずグリコーゲン(筋肉などに蓄えられているエネルギーに必要な糖質の一種)が消費され、それからしばらくすると、脂肪からアセチルCoA(代謝に関与する有機化合物)が生成されます。このアセチルCoAがミトコンドリア内で酸素を消費する反応を起こすことで、動くためのエネルギーが産生されます。
この反応が起こるのは有酸素運動!
この反応がみられるのは有酸素運動をしている時です。有酸素運動は20分以上続けないと効果が出ないと言われ続けていましたが、最近ではトータルの運動時間が一緒なら分割して行ってもあまり差がないということがわかってきました。次のようなガイドラインが脂肪燃焼に効果がある運動として知られています。